夜、夫のいびきが途切れ途切れになり、その度に息が止まっているようで心配になることはありませんか?
このような症状は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があります。
放置すると健康に深刻な影響を及ぼすことも。
この記事では、いびきが途切れ途切れになる原因やリスク、対処法について詳しく解説します。
1. なぜ夫のいびきは途切れ途切れに? 睡眠時無呼吸症候群の可能性を探る

①睡眠時無呼吸症候群とは?
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に10秒以上の呼吸停止(無呼吸)が繰り返し発生する疾患です。
医学的には、1時間あたり5回以上の無呼吸や低呼吸が見られる場合、SASと診断されます。
この状態が続くと、血中の酸素濃度が低下し、心臓や脳に負担をかけることになります。
結果として、高血圧、心筋梗塞、脳卒中などのリスクが増加することが報告されています。
②いびきと睡眠時無呼吸症候群の関係性
いびきは、気道が狭くなり、空気の通り道が振動することで発生します。
特に、いびきが途切れ途切れになり、しばらく無音の後に大きないびきやあえぐような呼吸が再開する場合、これは無呼吸エピソードの典型的なサインです。
このようなパターンは、SASの可能性が高く、注意が必要です。
③睡眠時無呼吸症候群の種類
SASは主に以下の3つのタイプに分類されます。
- 閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSAS):気道の閉塞により呼吸が止まるタイプで、最も一般的です。肥満や扁桃肥大などが原因となります。
- 中枢型睡眠時無呼吸症候群(CSAS):脳からの呼吸指令が適切に伝わらず、呼吸が止まるタイプです。心疾患や脳疾患が関連することがあります。
- 混合型睡眠時無呼吸症候群:上記2つの要因が組み合わさったタイプです。
特に、閉塞型は肥満と強い関連があり、生活習慣の見直しが予防・改善に効果的です。
④睡眠時無呼吸症候群の具体的な症状
SASの主な症状は以下の通りです。
- 睡眠中のいびきと無呼吸:いびきがしばらく止まり、その後あえぐような激しい息やいびきで呼吸が再開するのが特徴です。
- 日中の過度な眠気:夜間の睡眠が断片的になるため、日中に強い眠気や集中力の低下が見られます。
- 起床時の頭痛や倦怠感:睡眠の質の低下により、朝の目覚めがすっきりしないことがあります。
これらの症状が見られる場合、専門医の診断を受けることが重要です。
2. 睡眠時無呼吸症候群が放置されるとどうなる? あなたと家族の健康に危険信号

①高血圧、心臓病との関連性
睡眠時無呼吸症候群は、高血圧や心臓病と深い関連性があります。
睡眠中に繰り返される無呼吸状態は、血中の酸素濃度を低下させ、心臓や血管に過度な負担をかけます。
この結果、血圧が上昇し、高血圧症を引き起こす可能性が高まります。
さらに、心臓への負担が増すことで、心筋梗塞や心不全などの心疾患のリスクも高まります。
特に、いびきが途切れ途切れになる場合は、無呼吸状態が発生しているサインであり、注意が必要です。
②糖尿病、脳卒中との関連性
SASは、糖尿病や脳卒中とも関連しています。
無呼吸による低酸素状態は、インスリンの働きを妨げ、血糖値のコントロールを難しくします。
これにより、糖尿病の発症リスクが高まるだけでなく、既に糖尿病を患っている場合は症状の悪化を招く可能性があります。
また、低酸素状態と血圧の上昇は、脳の血管にも負担をかけ、脳卒中のリスクを増大させます。
夫のいびきが途切れ途切れである場合、これらのリスクが高まっている可能性があるため、早期の対策が重要です。
③生活の質の低下
SASは、生活の質(QOL)にも大きな影響を及ぼします。
睡眠中の無呼吸により、深い睡眠が妨げられ、日中の強い眠気や集中力の低下、疲労感が常に続くことがあります。
これらの症状は、仕事や家事、育児などの日常生活に支障をきたし、家族全体の生活の質を低下させます。
さらに、夫のいびきが途切れ途切れになることで、同じ部屋で寝ている家族の睡眠も妨げられ、家族全員の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
3. 夫のいびきが途切れ途切れで悩んでいるあなたへ。効果的な対策とは?

①生活習慣の見直し
いびきが途切れ途切れになる主な原因の一つは、生活習慣にあります。
特に、肥満や喫煙、飲酒は、いびきを悪化させる要因として知られています。
肥満は喉周りに脂肪を蓄積させ、気道を狭めることでいびきを引き起こします。体重を減らすことで、気道が広がり、いびきの軽減が期待できます。
また、喫煙は気道を刺激し、炎症を引き起こすため、いびきの原因となります。禁煙することで、気道の炎症が改善され、いびきも減少するでしょう。
さらに、就寝前の飲酒は喉の筋肉を弛緩させ、気道を狭める原因となります。夜間のアルコール摂取を控え、水分を多めに摂ることで、いびきの予防につながります。
②寝具の見直し
適切な寝具の選択は、いびきの軽減に大きく影響します。特に、枕の高さや硬さは、気道の確保に重要な役割を果たします。高すぎる枕は首を不自然な角度にし、気道を圧迫します。
逆に、低すぎる枕も同様に気道を狭める可能性があります。自分に合った適切な高さの枕を選ぶことで、気道の通りを良くし、いびきの軽減が期待できます。
また、寝具の清潔さも重要です。ダニやホコリはアレルギー性鼻炎を引き起こし、鼻づまりを悪化させ、いびきの原因となります。定期的な寝具の洗濯や掃除を心がけ、清潔な環境を保ちましょう。
③寝姿勢の改善
寝姿勢も、いびきの発生に大きく関与しています。仰向けで寝ると、舌や喉の筋肉が重力で後方に下がり、気道を狭めることがあります。これが、いびきの原因となるのです。
一方、横向きで寝ることで、気道の閉塞を防ぎ、いびきの軽減が期待できます。
また、リクライニングした姿勢で寝ることも、気道を確保しやすくするため、有効な方法とされています。自分に合った寝姿勢を見つけることで、いびきの改善につながるでしょう。
4. いびきがなかなか治らない…専門的な治療が必要な場合とは?

①セルフケアで改善しない場合の対応
いびきが途切れ途切れになる問題に対して、多くの人はまずセルフケアを試みます。
例えば、体重管理やアルコール摂取の制限、適切な寝姿勢の調整などです。これらの方法は軽度のいびきには効果的な場合もありますが、すべてのケースに有効とは限りません。
セルフケアを続けてもいびきが途切れ途切れに続く場合、根本的な原因がセルフケアだけでは対処できないほど深刻である可能性があります。
このような場合、次にすべきことは専門医の受診です。
専門医は詳細な診断を通じて、セルフケアでは解決できない根本的な原因を特定します。そして、患者の状態に最も適した治療法を提案してくれます。
②医療機関での検査と診断の重要性
いびきが途切れ途切れになる場合、単なる生活習慣の問題ではなく、より深刻な健康問題の兆候であることがあります。
医療機関での検査は、これらの問題を早期に発見し、適切な治療計画を立てるために不可欠です。
医療機関では、睡眠ポリグラフ検査や血液検査など、さまざまな方法で患者の状態を評価します。
特に、睡眠ポリグラフ検査は、睡眠中の呼吸や酸素濃度の変動を詳細に記録し、睡眠時無呼吸症候群の診断に役立ちます。
診断の結果に基づいて、医師は最適な治療法を提案します。これは、CPAP療法やマウスピース療法、あるいは必要に応じて手術療法などが含まれます。
それぞれの治療法は、患者の具体的な症状と健康状態に応じて選択されます。
5. いびき治療専門クリニック【スリープメディカルクリニック】のご紹介
①最新の治療設備と専門医による診療
スリープメディカルクリニックでは、最新の治療設備と専門医による診療を提供しています。
特に注目すべきは、独自開発のレーザー治療法「スノアレーズ」です。
この治療法は、従来のレーザー治療に比べてより深層にレーザーが届くため、効果が期待できます。
レーザーの熱によって喉と舌の粘膜を引き締め、いびきの原因となる組織の振動を減少させます。
スノアレーズの特徴として、施術時間が短く、ダウンタイムがほとんどないことが挙げられます。
これにより、患者様への負担が少なく、日常生活に支障をきたすことなく治療を受けることができます。
また、専門医が一人ひとりの患者様に合わせたオーダーメイドの治療プランを提供し、最適な治療を行います。
②新規無料カウンセリングの内容と予約方法
スリープメディカルクリニックでは、無料カウンセリングを提供しています。
このカウンセリングでは、専門医が患者様のいびきの原因や症状を詳しくヒアリングし、最適な治療法を提案します。
カウンセリングの内容には、いびきのメカニズムや治療法の説明、治療の流れや費用についての詳細な説明が含まれます。
予約方法は非常に簡単です。
まず、クリニックの公式ウェブサイトまたは電話で予約を行います。
ウェブサイトからの予約は、24時間いつでも可能で、LINEからも予約ができます。
電話での予約は、クリニックの営業時間内に行うことができます。
カウンセリングは無料で、診察料やカウンセリング料などの費用は一切かかりません。
おわりに
夫のいびきが途切れ途切れになる症状は、放置せず適切な対処が必要です。
生活習慣の見直しや睡眠環境の改善を行っても改善しない場合は、専門的な治療を検討しましょう。
いびき治療専門クリニック【スリープメディカルクリニック】では、無料カウンセリングを実施しています。
放置しておくと様々な健康問題を引き起こす可能性があるので、これを機会に専門家のアドバイスを受け、安心して快適な生活を取り戻しましょう。